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ミャンマー簡易舗装のOn-the-Job-Training実施 2014年2月、Maubin県Yelagale地区で簡易道路舗装(路面処理)の試験施工を実施しました ※詳細(PDF)へ |
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ミャンマー,エーヤワディ・デルタ地域 道路路面処理に関する人的資源開発事業 |
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●ミャンマーで 第一回日緬合同技術委員会を開催 (ミャンマー国 簡易路面処理技術基準を策定へ)
委員会には建設大臣のU Kyaw Luin氏も加わり技術討論にも参加しました。委員会は2日間にわたり開催されましたが、公共事業庁長官のU Kyaw Linn氏もフルタイムで参加し当プロジェクトに寄せる期待の大きさを感じさせました。 技術基準は全国の土道の全天候型道路への改良の基準となることを目指しており低所得地域への社会経済発展の基盤となることが期待されています。 今回の委員会開催に先立ち、2011年6月のJICAとの契約を受け、7月に現地準備調査団を派遣、モデル事業区間の設定、両者の業務分担、スケジュールの調整を行いました |
2013年5月22日発行 | ||
2014年3月14日発行 | |||
草の根技術協力第一回日緬合同技術委員会 (ネーピドー2013.1) 中央:U Kyaw Luin建設大臣 右:U Kyaw Linn公共事業庁長官 |
道路研究所(RRL)での技術細部意見交換(ヤンゴン 2013.1 |
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路面処理パイロット事業計画地点(エーヤワディ地域 2012.7) |
エーヤワディ地域 簡易舗装工事実施風 (2013.1) |
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●(社)日本道路協会と協定書を締結、国内合同技術委員会の設置により効果をあげる | |||
当プロジェクトの中核である技術基準案作成にわが国の最高レベルの協力を可能とするため、日本道路協会に当プロジェクトへの支援をお願いし、両者で当プロジェクトへの協力と今後必要に応じて国際協力業務に対応する協定書を締結いたしました。 |
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2.国土交通省 NGO技術協力支援調査 | |||
●平成22年度・平成23年度 ミャンマー国橋梁補修・補強等技術移転支援業務 平成22年度はヤンゴン地域・エーヤワディ地域の問題のある橋梁を調査し、現地政府への報告、現地橋梁事務所への技術指導、日本政府関係者への報告を行いました。 平成23年度は前年度調査で不足していたラカイン州の塩害調査を含め範囲を広げて問題点を洗い出し、今後の協力案件をリストアップし関係者へ報告しました。 |
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エーヤワディー地域橋梁補修・補強調査Maubin橋 |
伸縮継手の損傷状況 ヤンゴン西Hlaing河にかかる中間支間300mの斜張橋Aungzaya橋 |
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主ケーブルの被覆の割れと腐食 (Yar Yamaung橋 単径間吊橋 1999年完成) |
床板の損傷に伴う路面の陥没の事例 (Lonedawpauk橋 トラス橋 2004年完成) |
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調査の報告説明 PWヤンゴン橋梁事務所にて(2012.1) |
公共事業庁全国事務所長会議にて橋梁補修についての調査 報告と提言を行う(ネーピドー、PW大会議室にて2012.3) |
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ミャンマー国における橋梁建設の現状と課題(平成24年9月) 英語版 ●平成17・18年度ミャンマー国道路舗装技術指導事業(国交省補助事業) 平成17年度、平成18年度に補助事業により道路及び舗装技術指導事業を行った。 平成17・18年度ミャンマー国道路舗装技術指導事業 |
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3.外務省NGO事業補助調査 | |||
●ミャンマー国レインド村生活道路簡易補修プロジェクト形成調査 ミャンマー中部メイクテーラ市近郊のレインド村へのアクセス道路1.5kmが雨季に冠水するため道路の補修計画調査を行った。村長以下の村民から状況を聞き補修計画を検討した。しかしその後同行した公共事業庁の協力でバイパスのアクセス道路が整備されこの問題は解決をみた。(2012/2,3) |
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雨季には交通不能となる村道 |
村民が管理している旧日本軍慰霊碑(村長らと) |
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ミャンマー国レインド村における生活道路簡易補修プロジェクト形成調査(H24.3) | |||
●ミャンマーにおける鋼橋塗装に関する基礎調査 |
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エーヤワディー地域 橋梁塗装調査 (2011.6) |
公共事業庁長官U Kyaw Linn氏ら幹部に調査結果を報告 |
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ミャンマーにおける鋼橋塗装に関する基礎調査(H23.8) |
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●ミャンマー住民参加型簡易舗装技術協力の可能性調査 | |||
エーヤワディ地域では道路整備が決定的の遅れている状況にかんがみ現地調査を行い整備の必要性について資料を収集し、技術協力の必要性を関係機関に働きかけました
JICA草の根事業採択は、この調査の結果であります。 |
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エーヤワディー地域(Maubin〜Mawlamyinegyun )の道路補修風景 (建設省管理、周辺唯一の道路です) |
大型車両も通行しています |
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ミャンマー住民参加型簡易舗装技術協力の可能性調査(H22.11) 英語版 |
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4.わが国 舗装技術図書の翻訳・配布 |
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平成21年度 日本国際協力システム(JICS)のNGO助成金により、「語り継ぐ舗装技術」(多田宏行著)を翻訳しわが国の舗装技術の戦後から現在にいたる進歩の歴史を開発途上国に紹介しました。 ミャンマー工学会(Myanmar Engineering Society、MES)を通じてミャンマー技術者に配布し、また日本道路協会と協力し国際アスファルト舗装協会(ISAP)名古屋大会(2010/8)において開発途上国等技術者に500部配布しました。 |
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5.JENESYSプロジェクトへの協力 | |||
21世紀東アジア青少年大交流計画(JENESYS)を実施する日本国際協力センター(JICE)の活動に協力し、ミャンマー工学会からの土木技術者20名の訪日団の現地研修に協力、わが国土木技術の発展を紹介し、国土交通省、NEXCO中・東、日本住宅機構への現場研修への協力を行いました。 |
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6.国税庁認定を取得 | |||
国税庁長官より、平成22年4月1日から平成27年3月31日までの認定NPOとして認定され、寄付金にたいする税制優遇がうけられるようになりました。 |
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7.ミャンマーとの関わり | |||
Thuwana(ツワナ)橋 JICA BETC(橋梁技術訓練センター)プロジェクトによりOn-The-Job-Training方式で技術協力が行われ完成 会員多数が関係した。(1979-1985年事業) |
1978年調査団飛行機事故犠牲者慰霊碑に33回忌墓参 (ヤンゴン日本人墓地にて) |
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JICA BETCプロジェクト実施前、1978年の日本人調査団6名、ビルマ建設省職員2名の飛行機事故による犠牲を乗り越えてJICAビルマ橋梁技術訓練センター事業は、ツワナ橋建設によるOn-the-job-trainingを行い大きな成果を上げました。その当時のカウンターパートや訓練生からパブリックワークスの総裁を輩出しており、現在の建設大臣も第一回の訓練生です 当会のメンバーの多くはこのプロジェクト及び犠牲者に関係しており、インフラ部門での両国の技術協力が途絶えてしまっては彼らの犠牲が犬死になってしまい彼らに申し訳ないとの気持ちから、2006年2月会の設立以来毎年のようにミャンマー公共事業庁関係の道路橋梁部門で国土交通省、外務省等の協力を得て調査団を派遣し、技術セミナーの実施、現地技術支援、技術者交流を行っております。 |